先日、日本イスラエル学生会議で勉強会を行いました。
今回の勉強会のテーマは、
「中東問題を解決するための考えを有している、とある有名な政治家」についてでした。
勉強会のなかでは、
その政治家の著書をメンバーそれぞれが読んできて、著書の内容を共有。そして、その政治家の特集番組を視聴するといったものでした。
その勉強会を通して、私は非常に感銘を受けました。
自分は、国際問題というものは、この日本イスラエル学生会議を通して始めて学びました。
それまでは、自分の大学での勉強だったり、趣味だったりで国際問題について考えるキッカケがなかったのです。
そんな、国際問題に素人の学生ながら、今回勉強した政治家さんの活動には日本イスラエル学生会議の理念と似ている何かを感じることができました。
理由は、その大物政治家が中東問題に対して精力的に活動しており、特に活動してきた内容がとても分かりやすかったからです。
例えば、イスラエルを農業の面から発展させるために、日本側がイスラエルに要求した、一つの条件。
「日本人と同じように働け」
たった、これだけでした。
その政治家は、イスラエルという国の土地柄や気候をよく理解した上で、農業に適している地だと把握していました。
農業を行う上での技術は日本が教える。
ただ、今のイスラエルに必要なことは「日本人と同じように働く気持ち」だと言うことを非常に分かりやすく、伝えていました。
その政治家は、中東問題以外の著書で日本及び日本人のことを、非常に優れているとも言っています。
以上のことから、イスラエル自身の農業に適した環境と、日本人の農業に対する技術と、日本人の仕事に対する態度を合わせることによって、今以上にイスラエルという国での食の安全に繋がるのではないでしょうか?
日本とイスラエル両者の強みを活かし、現状の問題を解決しようとする姿勢。
私たち、日本イスラエル学生会議が実現しようと、目指している到達点は、まさにこのことなのではないでしょうか?
そして、その政治家の思想の一つであった、日本を端としてユーラシア大陸を弧のように結び、中央をイスラエルとした、「自由と繁栄の弧」。
この「自由と繁栄の弧」が実現すれば、どんな大国家にも屈しない国際平和が実現できるのではないでしょうか?
イスラエルは、とても優秀な国です。今こそ、日本とイスラエルが手を組んで、次のステージへと世界を導ければ良いですね。
その、最初の橋渡しとして、私たち日本イスラエル学生会議が手助けしていければと、強く感じました。
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