イスラエルが日本から学べること その2

原題の訳は「日出づる国がスタートアップの国に出会った時」となんとも粋なタイトルです。

この記事、実は以前にも書いた「イスラエルが日本から学べること〜日本がより発展するには〜」と趣旨がよく似ています。

 ただ今回の記事が違うのは、よりイスラエルのビジネスやテクノロジーに焦点を当てて書かれていることが特徴です。記事のソースは、The Times of Israelというイスラエル向けの記事なので日本の文化を紹介するところから、イスラエルと日本が共同でイノベーションを起こしていくことができるというようなことが書かれています。

 記事で紹介されているのが、今年の8月にあるイスラエルのスタートアップツアーの発案者である、ケネスグロスバーグ教授。彼は現在早稲田大学のMBAで教鞭をとっていて、日本に新たなビジネスのシステムを導入するといった経歴を持っています。早稲田マーケティングフォーラムを主催する傍ら、テルアビブ大学やテク二オン工科大学でも教えていたそうです。

 早稲田、早稲田と書くといかにも早稲田の宣伝文かと思われるかもしれませんが、たまたまです。ちなみにグロスバース氏いわく、早稲田は日本のイエール大学だと。おそらくそれはMBAコースだけの話だと個人的には思いますが。

 その彼が、いかにしてこのツアーを考えた経緯や日本とイスラエルの両国に対する思いを語っています。

 「Start Up Nation(日本語では、”なぜアップル、グーグル、マイクロソフトはイスラエル企業を欲しがるのか”)という本が日本語に翻訳されたときにこのアイデアを思いついたんです。この本は欧米のビジネスパーソンに聞けば、多くの人が知っています。しかし日本では、驚いたことにほんの少数の人しか知らないんです。このツアーはイスラエルのある特定の産業に焦点を当てるのではなく、イスラエルのスタートアップの土壌を紹介するものです。その土壌というのは少数の集団がリスクを取りながら、アイデアを発展させて、利益性のあるテクノロジーに変えるというものです。」

 「イスラエルについてよく知っている日本人は、イスラエルをとても発展した国という認識を持っていますが、ほとんどの日本人はその事実を知りません。」

 いたいところつかれてますね。。。

 日本文化の保守的な側面は、イスラエルのスタートアップ文化とは正反対のですが、「この対照的な側面が、お互いを補完するのです。」

 「イスラエルは日本からも学ぶことが多くあります。日本人は、物事を組織化することや手際よく物事をこなしますことが得意です。また非常に完璧であることに熱意を注ぎます。まさにそれこそが、イスラエルが学びとることができるものでしょう。イスラエルは独創性があり、日本はそれをさらにパワーアップさせる能力と経営資源を持っています。両国が一緒になって取り組むことは、お互いにとっての大きな利益を生み出すでしょう。」

 謙遜しがちな日本人にとっては、こんな褒め言葉はやや気恥ずかしく感じられますが、それは私だけでしょうか。。イスラエルの日本に対する期待はかなり高いという印象を受けます。また記事にもあるように、両者の認識のギャップが大きさと特に日本人のイスラエルに対する認識があまり高くないということ。まさにこのギャップを少しでも小さくしていきたいという思いで、私はこの会議に参加をしています。

 原文に詳細が載っています。→When the Land of the Rising Sun meets the Start-Up Nation

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