イスラエルに対するイメージ

Jerusalem after sunset
Jerusalem after sunset via stinker

先日、数年来の親しい友人から次のようなメールをもらいました。

「イスラエルの変な宗教にハマったりしてないよね?」

イスラエルに関わる人間として多少なりともショックがあったことは否めませんが、むしろ「ああ、やっぱりな」という思いの方が強くありました。

このメールから自分が推測したのは、一般的な日本人(全員が全員そうであるわけではありませんが)がイスラエルに対して次のようなイメージを持っているということです。

  • イスラエルは(日本に比べて)宗教色が強い国だ
  • イスラエルの宗教はよくわからない(から怖い、危ない)

前者についてはほぼ間違っていないと言えます。Wikipediaによると、イスラエルの人口550万人のうちユダヤ人が81%、アラブ人が17.3%となっており、ユダヤ人の定義は「ユダヤ教を信仰する者、もしくはユダヤ人を母親に持つ者」であるため、必然的に宗教色は強くなります。

また、ユダヤ人の日常生活はユダヤ教の戒律にて細かく規定されています。その戒律をどれくらい守るのかは個人個人の信仰の程度に依存するものの、一週間に一回ある安息日という休日には、戒律に従って一部の地域を除き全ての交通機関が運休するという事例からも、日本に比べて宗教色がかなり強いことがわかります。

ただ、後者に関してはイスラム教に対する日本人のイメージと似たようなものを感じます。同じ宗教でも、仏教や神道・キリスト教などは年間行事を通じて馴染みがあるため、「わからない = 怖い」と思うことはほとんどありません。しかし、イスラム教やユダヤ教となると、マスメディアで報道されるパレスチナ問題やイスラム原理主義などのニュースと関連付けて耳に入ってくることが多いため、どうしてもネガティブなイメージを抱かざるを得ません。

ですので、この友人はもちろん悪意があったわけではなく、極一般的な日本人としてのイスラエルに対するイメージを伝えてくれたわけです。非常に感謝しています。

日本イスラエル学生会議は立ち上げから4ヶ月程が過ぎましたが、今後活動を加速させていくために次の3点をミッションとして整理しました。

  • イスラエルを知る
  • イスラエルを伝える
  • イスラエルを知り、イスラエルを伝えることを通じて、両国の架け橋となるような人材を輩出する

まだ個人的に考えただけであり、今後メンバーで議論を重ねなければいけません。ただし、メディアの情報に依存せずに自分達の目や耳・足でイスラエルのことを理解し、それをできる限り多くの人に伝えていくことは、日本イスラエル学生会議にとって必須のミッションであることは普遍の事実だと確信しています。

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