イスラエル流新年の過ごし方

日本ではもうすぐ新年を迎えますが、イスラエルの新年というのは毎年9~10月にあります。よって1月1日はイスラエルにとってはいつもと変わらない平日なわけです。ちなみに留学中は大学の授業がフツーにありました。これはイスラエルのカレンダーはユダヤ教の暦に合わせてあるからで、日本や他の国のように1月1日ときっちりと決まっていないのも特徴的です。

今回は昨年の留学中に過ごした新年のことを書こうと思います。

まだ9月で暑いのに、季節外れの新年かよと思いつつ、新年の1週間前、ベングリオン大学に通うイスラエル人と会いました。その時、

「もうすぐ新年だけど、家族で食事するかららうちくる?」

と誘われました。

家族と食事!?ていうか今日まだあったばっかりなのに!?

とめちゃくちゃ突っ込みましたが、イスラエルではこうした家族との食事に誘うことはかなり普通のことだと後になってから気付くようになりました。といいつつまあどんなもんかと食事もご馳走になりたいしという下心丸出しで行くことにしました。

イスラエル人の家族と初めての食事。せっかくの家族団らんの食事なのに私みたいな知らん奴呼んでいいんかいとドキドキしていましたが、友人の家族や親せきは「いらっしゃーい」と笑顔で迎えてくれてなんだか安心しました。その証拠にさっそく食事前に友人とその兄弟たちと備え付けの卓球台で卓球対決をしてました。

さていよいよ食事。料理本を出すまでの料理上手!な友人のママがふるまってくれたのは、新年ならではの食べ物とレストランなみのフルコース。特に印象的だったのが、食べるりんごと蜂蜜。これは新年が甘くて丸い年になるようにという意味があるようです。あとザクロの実も初めて食べました。

また事前の予習でウィキペディアで調べたとき、魚の頭を食べると書いてあったので魚が出てきたときに

「頭は食べないの?」

と聞くと、

「そんなものは食べないよ」

と一蹴。しかし魚の頭は新年の頭ということで食べる習慣は一応あるみたいです。こうした言い習わしに沿って食べ物を食べる習慣は日本の正月とよく似ているなと思いました。

とそんなこんなで初めての食事会は終わり、まだ夜の10時過ぎぐらいだったので

「クラブでもいくか~」

という話になり、彼の友人も合流して車でクラブへ。車を止めたものの何やら友人がごそごそしていると思って取り出したのが、たばこのようなもの。

「それ何?」

と聞くと

「ハシッシュだけど、吸う?」

と聞かれてあの「ゼッタイダメ!」とかいうやつじゃん!と心の中で密かに突っ込みながら、

「いや~たばこの吸い方もよく分からないし、吸っても効くか分からないからやめとく」

といって断っておきました。その後もちょいちょい吸っている人には出くわしたのでイスラエルでは結構フツーに手に入るようなもんなんだなと。

そして日付けが変わる時間までずっとクラブで踊り、新年を迎えました。クラブ行くような人間でもないのに。クラブにはクラブに合った服を着ていくべきなんだとそこで学びました(笑)

友人の家族との食事、クラブ、ハシッシュを吸うイスラエル人と初体験のことばかりできっと後にも先にもない新年の過ごし方だったと思います。

それではみなさん!שנה טובה
(シャナ トバ)=ヘブライ語でよい年を!

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