イスラエル企業のナック社が開発した就職試験ゲーム、「ハッピーアワー」。ゲームの内容は至ってシンプル。プレーヤーはバーテンダーになり、バーにやってくる客の表情を読んで手際よくドリンクを作るといったもの。
実はこれは単なるゲームではなく最新の科学に基づいて、求職者に求められる能力を図るのが狙い。その能力とはパターン認識能力、リスクをとるか、変化に対する対応力など。
このゲームは行動科学、膨大なデータ、ゲームといった3つの要素に基づいて作られている。同社の研究者によれば、ゲームは伝統的な採用試験よりも優れているという。例えば、樹来の性格試験であれば問題の意図を読むことは簡単だが、ゲームでは難しいため。
さらに、大手石油会社シェルやコンサルのベインなどもナック社のゲームを採用しているとのこと。ちなみに寿司版の「ハッピーアワー」なども開発されている。
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