イスラエルが世界で最もサイバーアタックに強い国の一つに

fire wall- free texture
fire wall via Eddi van W.

イスラエルがITに強い国ということは先日の記事(テルアビブがITの一大拠点になった理由)でも書きましたが、今回はサイバーセキュリティーについてです。

先日、テルアビブ証券取引所や国営エルアル航空のウェブサイトがハッキングの被害に合いました(参考記事)。日本でもニュースになったのでご存じの方も多いと思いますが、サウジアラビアに本拠を置くハッキンググループから犯行声明が出てるとこと。武器でやりあうだけが戦争ではありません。

ですが、もともとイスラエルはサイバーセキュリティーに秀でた国です。外部の攻撃からコンピューターを守る「ファイヤーウォール」という技術で有名なCheck Point Software Technologiesという企業もイスラエル発の企業であり、McAfeeのレポートにおいてフィンランドやスウェーデンと並び最もサイバーセキュリティーが強固な国に名前を連ねているとのことです。

Israel’s cyber defense among world’s best, new study shows

Despite recent successful hacking attempts from pro-Palestinian groups on Israeli websites, Israel ranked alongside countries such as Finland and Sweden as the most protected.

記事では、テルアビブ大学の教授でありネタニヤフ首相のセキュリティー関連の顧問であるIsaac Ben-Israel氏の発言が紹介されています。氏曰く、サイバーアタックは従来の戦争と同様の被害をもたらし、一発の銃弾も撃つこと無く電力と水の供給を停止させることができるとのこと。

イスラエルは水をはじめとした限りある資源を有効活用する技術に秀でていますが、それらを守るということにも決しておろそかにすることが無いのです。

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